Null Wota Exception

ヌルヲタアラサーがなんか適当に吐き出すところ

微妙

 今朝気づいたことがある。それは試験勉強と就職活動の共通点で、これは世間一般に当てはまるものではなく自分がどう感じているかという点で共通しているんだけど、他所で勉強をしている人たちから受けるプレッシャーと、他所で就職活動をしている人たちから受けるプレッシャーが同じだった。

 試験勉強も就職活動も、絶対的に正しいやり方は無いけど、効率の良い・悪いやり方、受かる可能性の高い・低いやり方、みたいなのはあると思う。じゃあ自分の今のやり方は果たしてどうなのか。先輩の話からネットの噂まで、色々な情報を仕入れはした。だけど今の自分のやり方で大丈夫なのか分からない。

 試験勉強では、他の同級生がどういう勉強をしているのか分からないし、勉強していて「果たしてこのやり方で良いのだろうか……」ということを良く感じていた。

 では就活はどうか。俺はメーカー一本で勝負しているところがある。メーカーというのは他の業種と比べて多分選考が遅い方で、周りの人達の話を聞くと、もうグループディスカッションをしていたり、一次面接があったり、もう既に結果が出ていたりするところもあるらしい。

 また自分の専攻は推薦制度の存在感が異常で、行きたい所には必ずと言っていいほど推薦枠がある。俺が見ている企業の多くが推薦採用を行なっているので、そんなに多く受けなくても良いのでは?という気がして、実際それほど受けていない。自由も数社しか受けていない。

 他の人達は何十社も受けていて、毎日ES書いて、研究もちゃんとやって、遠くまで遠征して……それに対して自分はのほほんと今までとあまり変わらない生活を送っていて、これが効率の良いやり方だったら良いんだけど、絶望的なやり方をしている可能性も十分あって、内定貰えるような人間ならそれで良くても、自分の資質を考えると、やはり絶望的なのでは……みたいなことを考えてしまう。

 なんというか、みじめだ!! 他の人達が頑張っている様子を見せつけられて、自分は全然頑張ってなくて、考えも浅はかで、なんてみじめなんだ!この劣等感!試験勉強の時もそうだった、勉強してもきっと他の人達には追いつけない、無駄だ、無意味だ……そんなことを考えることがあった。かといって逆に、自分が見せつける側に転じて頑張ってますアピールして対抗することは多分可能だけど、そんなのまた負の連鎖を生みかねない。

 ……まぁでも落ち着いて考えてみると、そもそも劣等感を感じる性格なのが良くないのかもしれない。他人が頑張っている→俺は頑張っていない→負ける→悲しい、という考え方があるのかもしれない。そもそも負けるの意味が分からないし、頑張っていないといってもそれは比較であって、それなりにやることはやっている、と思う……。

 幸福を得ることだけ考えれば、他の人がどれだけ優秀でどれだけ頑張っていようが、自分には関係ないことなはず。今から努力型の人間にもなれそうにないし、自分は自分のやりかたで進めばいいのかもしれない。それで仮に行きたい所に行けなくても、今の自分からするとそれは悲しいことだけど、将来の自分からしてみれば住めば都というか、何とかなっていると思う。

 いちいち他人の動向に左右されたくない。そう思う反面、他人からの影響無しで自分を確立出来るほどの個性も無い。ああ、0か1じゃなくてバランスを考えればいいのか。他人からの動向から、劣等感を感じる必要なんてない。