マインドセット
今度始めて学会で発表することになった。発表準備も進んでいて、内容はともかく、発表すること自体は何とかなりそう。だけど学会で発表すること自体の目的に関してはまいち分かっていない。箔がつくとでも思っていればいいのかな……。
以下のように考えない ←→ 以下のように考えるようにする
私は馬鹿だ。 私には何が欠けているのだろうか?
ylab 山内研究室::Blog 【エッセイ】マインドセットを変えられますか?
私はすごい。 現在のところ正しいやり方をしているようだ。
数学ができない。 今から数学について訓練しよう。
きつすぎる。 もうすこし時間をとった方がよさそうだ。
彼女はできすぎる。むかつく。 彼女がやっている方法を試してみよう。
今のままで十分。 改善のための興味深いアイデアだ。
元ネタは違う海外のある本らしい。割とすんなり受け入れられた。
調子悪い時に「今はたまたま調子が悪いだけだ」と思い過ごすことで何とかやってこれたことがあったが、だとすると調子良い時にも「今はたまたま調子が良いだけだ」ということが言えると思っていた節があった。そういう矛盾がこの考え方だと可能というのが良い。
それとは別にこの「固定マインドセット」「成長マインドセット」という考え方を見てみると、どうも主体的でないというか、客観的な感じを受ける。そのせいか、自分というのは自分の意識によってコントロールされていて、ゆらゆらさまよっていて、船でいうと海が世界で、船が自分で、船長が自分の意識みたいな、そういうような構造になっているような気がしてくる。
船は自分ではない。とすると、例えば船の舵を切って方向を変えようとしても、当然時定数があってすぐには動かないし、状況次第(嵐とか高波とか)では動かすことすら出来ない。なのに「なんで船の向きが変わらないんだ!!」って喚いてても客観的に見れば「そりゃその状況じゃ変わる余地ねーだろ……」というような状況が、もしかしたら頻発しているのかもしれない。
まぁとか考えていても、問題を解決する手段が分からないという今の状況には役に立たなさそうだけど。